虎の威を借る狐

とらのいをかるきつね

 虎の威を借る狐とは、身分の低い者が身分の高い者の威光を借りて人々を恐縮させるという、中国漢時代の歴史書『戦国策』によるたとえ話である。原典は、自身の威光で獣たちが恐れ入っているにもかかわらず、前を歩いているキツネを神の使いと勘違いしたおバカなトラの話だが、現在の用いられ方としては、役所や大企業に所属しているのをいいことに大きな顔をしている下っ端をばかにしていうことわざとなっている。

 「虎の威を借る狐」は、トラ(屈強な用心棒)を従えたキツネ(ちんぴら)が、周囲の獣たち(敵対するギャング勢力)に滔々と自説を述べていると、いつのまにか背後のトラがいなくなっていたというコメディ映画の古典的ギャグにしばしば用いられるシチュエーションでもある。(CAS)

虎の威を借る狐 ついでにこんな言葉もチェックすべし

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