茶道具

ちゃどうぐ

 茶道具とは、茶道で使う道具という意味で、高価な輸入物に飽きた茶道のマスターが、日本や朝鮮の地方都市や村落で見つけた小汚い日常雑器を賞賛し、軽い乗りで自らの茶道に取り入れたために、その後の美術界、古物業界に大混乱をもたらしたいわくつきの品々。

 裏庭で拾った竹を削って作ったという馬のみみかきのような茶杓(ちゃしゃく:茶を掬うさじ)、同じく裏庭で拾った竹を「ちょこっと切っただけ」という花生け、千利休が半分素人のような瓦職人を雇って焼かせたヘタウマな茶碗、田舎の窯場で作られた焼き物から選りすぐりのできそこないをチョイスした水指(みずさし:茶道で水を入れておく容器)、庭に咲いていた朝顔を全部切り落として一輪だけ茶室の花生けに挿すというわざとらしい演出……と、これだけ聞いただけでは20世紀のモダンアートの様々な試み(ジャンクアート、ミニマリズム、レディメイド、アール・ブリュット〈生の芸術〉、ハプニング、インスタレーション、パフォーマンス等々)かと誤解してしまいそうな、しかし16世紀末〜17世紀初頭のアートなのである。(CAS)

茶道具 ついでにこんな言葉もチェックすべし

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