短い

みじかい

 短いとは、2点間の距離が小さいという意味で、距離が大きい「長い」との対比で用いられる。使っているうちに端から端までの距離が小さくなった鉛筆は「短い鉛筆」、現時点から死期までの距離が小さいと感じた場合「老い先短い人生」、平静な状態からキレて怒りまくっている状態までの距離が小さい人は「気の短い人」という。

 しかし、上下の距離が普通より大きい顔、つまり馬面(うまづら)は「長い顔」というが、その逆は「短い顔」とはいわない。これは、上下の距離がいくら小さくなっても、せいぜい四角い顔になる程度で、横に長く延びた顔というのはありえないからかと思われる。

 「短い」は「身縮(みしじ)かし」つまり身長が低い、チビであるという言葉から派生したのではないかといわれている。(CAS)

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