商い、あきない

あきない

 あきない(商い)とは、商売、商売をすることという意味。日本語の「あきない」は、漢語の「商売」「売買」「商業」などと比べると、「その日の分だけ稼げばいい」といったのどかな響きがあり、一攫千金でがっぽり儲ける事業には結びつきそうもなく、いまどきの会社で「あきない」をやっているところはほとんどない。

「あきない」の「あき」は、季節の「秋」や満ち足りるという意味の「飽き」と同根で、収穫期になって満ち足りた作物を交換するという意味があるのではないかとされる(他に諸説あり)。「ない」は、「占い(うらない)」「償い(つぐない)」のように、名詞や形容詞の後について、その行為をする意を表す接尾語であり、「あきない」は「あき」を「すること」となる。「商い」は「飽きない」でこつこつやるべきものだから「あきない」というのだという俗説があるが、語源から考えると、ほんとうの商いは飽きてもなおがんがんやるべきもののようである。(CAS)

商い ついでにこんな言葉もチェックすべし


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